支払方法
クレジットカードの支払い方法にはいくつか種類がありますが、大別すれば、1回で払うか、何回かに分けて払うかになります。
■一括払い(マンスリークリア)
【利子】 基本的にはかかりません。
支払方法として 代表的なもので、カードで買い物した後、約1ヶ月後に「1回で払う」方法で「一括払い(マンスリークリア)」といいます。 支払日までの猶予期間(ユーザンス)は最短25日から最長57日間まで取ることができ、約9割のカード利用者がこの決算方法を選んでいます
ちなみに締め日の翌日に買い物をすると最長の猶予期間(ユーザンス)を得られますので、持っているカードのユーザンスを確認した上で利用すると良いでしょう。
特に旅行に行く際などは、出費がかさむのでクレジットカードを上手く利用すると快適に過ごせると思います。
■分割払い
【利子】 支払い回数に応じて変動します。
「分割払い」はその名の通り、何回かに分けて払う方法です。
支払い回数はカードの利用時に指定できるのが特徴で、2回までの分割であれば基本的には利子はかかりませんが、回数に応じて金利は変動します。
カードごとに設定されている金利は異なり、約12.2%(3回)~約15%(15回~)が平均的な年利となります。
分割払いのメリットとしては、支払い回数をカード利用時にその都度決められるので、支払い額と支払い終了時期を把握しやすい点になりますが、一方デメリットとしては、分割払いで複数の買い物をしてしまうと、月末の請求が重なってしまうことがあり、返済に苦労することとなります。
分割払いを利用する際には月の支払い金額などを考慮して、計画的に利用することをおすすめします。
■リボ払い(リボルビング)
「リボ払い」とは、限度額内ならいくら買い物をしても毎月返済する金額を定額で決めることができる方法です。
例えば、カード契約時に月額1万円のリボ払いを設定している場合、カード限度額まで購入しても毎月1万円の支払いとなります。
金利はカード会社によって「日割り」で算出する場合と「月割」の2種類があります(実質年率9.6~18.0%)。
支払い方法は「残高スライド返済方式」とよばれる利用残高に応じて、
毎月の支払額が変動するパターンと、「定額返済方式」という毎月の支払額を自分で設定するパターン、
支払額が利用残高の1~5%に固定される「定率返済方式」という3タイプがあります。
リボ払いのメリットは、毎月の支払いが一定となりますので、支払額の管理がしやすいことですが、デメリットとしては、買い物が増えれば支払回数も増え、その分金利も大きくなることです。また、支払いがいつ終わるか分かりづらくなるという点もあります。
リボ払いは、毎月一定額の支払いのため、感覚が麻痺してきます。お金にゆとりが無いときでも買い物ができるので便利ではありますが、その分金利が高く、長期の返済期間になる恐れがあるので十分に注意が必要です。
■他の支払い方法
「ボーナス一括払い」などがあります。
【利子】ボーナス一括払いであれば基本的にはかかりません。
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